RAW〜少女のめざめ〜
昨日、仕事を片付けて「RAW〜少女のめざめ〜」を武蔵野館で。
「正直、舐めてた。」
欧州恐るべし、奴らやる時はたまにやるんだよ。
久しぶりにまじでグロくて気持ち悪い映画です、
が。それと美しい色彩のコントラストが狙いでも
ある映画なのでしょう、それなりに高評価なのも
非常に良くわかります。
でも新人監督らしい若干の空回り感
もあるかなぁ、何て思いながらドンドン食欲を
失っていく映画でした。食と性がテーマでもあるのに。
不快感のもう一つに学校寮の同調圧力
と上級生支配が異常でして「俺はこんな学校絶対無理」
と力強く思いました。劇中、PL学園野球部並みですよ、
いやほんと。
そう、この映画のグロいというのは血がドバーッて出るとか
そういう短絡的なショックシーンでは無くて
「割と近くにありそうな事故的」な所や
人としてどうかしている教師の言動、若気の
至り的なシーンがグロいんですよ。
色々思い出して考えると良く出来た映画なのかな?
「ブリキの太鼓」観て暫く生魚食べられなくなった
人には是非もう一度追体験をして頂きたい、そんな一本でした。
※ラストのオチは笑いました。
「え、そんなのあり?」です。
オープニングタイトルはメチャメチャ格好良いので、
多分1年後くらいに真似されまくられた映画を観られると思います。
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